ハニートラップ研究所の最近のブログ記事

海外ブラックロードファンの皆様、始めましてで、こんにちは。
ハニートラップ研究所 所長のチャーリー向井でございます。

狂乱のバブルと未曾有の円高を利用し、世界中でやんちゃをしていたあの頃。自分ではそこそこに旅慣れてきたと勘違いし、それなりの覚悟で飛び込んだバンコクはヤワラー(チャイナタウン)のジュライホテル。そこには数々の「旅の猛者」が入れ替わり立ち代り出入りしておりました。

当時の私は、こんな大人達にはなってはいけないと心に誓いを立てながらも、30代?40代のいわゆる「沈没」の大先輩方から色々なことを学びました。それらはその後の旅で大変に役立つものばかりでもあり、また無限地獄の扉のようなものでもありました。

そんな私も、その彼らの年になり、当時をふり返るにちょうど良い時期なのかとも考えております。

"冷気茶屋"などという異空間へ導かれ、それなりの授業料をたかられながらも、大人?への階段を一歩ずつ踏みしめて、自我が崩壊していくのを感じておりましたあの頃。

金はないが時間だけは豊富な沈没の旅人が海外の日本人宿に集いますと、それはそれは多種多様なお話が聞けるものです。それぞれに得意な旅の国や地域を持っているものですし、なにしろ旅が生活なわけですから、恐るべし情報網と卓越したケチ根性から思いが及ばないような必殺裏技業を生み出す者まで現れます。


「必要は発明の母」などと申しますが、旅路に於いて、ケチ+金ない+男の性(さが)が生み出すものに、バックパッカーの与太話というものがございます。これは千三つとも言われ、1000に3つ程しか本当のことがない、という例えでございます。

しかし、そんなバックパッカーの与太話の中にもキラリと光る真理を突いたモノもございます。「火のない所に煙は立たない」とも申しますし、一つのストーリーの中に部分的にせよ真実やモノの道理や人間の業(ごう)が言いえて妙な表現で組み込まれていたりするのです。

バンコクで一通り、大人の階段を登った経験のある諸兄であればご存知の通りで、男の欲望には終わりというものがございません。「もう飽きたよ」と言いながら、17時ぐらいになるとソワソワとするあの感覚は何者なのでしょうか?

それにしてもバンコクという魔都は、何故にあんなにも旅人に寛容なのでしょうか?いえ、旅人だけではなく、あの地にある男を"素の雄"にする魔力があるのです。

そのような魔都バンコクの日本人宿で散々くり返しくり返し話されてきた、バックパッカーの与太話。その中には何十年もの時の経過にも耐えて、現代でも語り継がれているものも多くあるのでございます。

ある日、日本人宿でいつものメンバーが夕方から一部屋に集まり始め、誰となく与太話が始まりました。今日の与太お題は、「いったいこの地球は誰が回しているのか?」です。

大抵は以下のようなお話になるでしょう。
・フリーメイソン説
・300人委員会説
・華僑説
・ユダヤマネー説
・KKK説
・米国のCIA説
・イスラエルのモサド説
・英国のSIS説

等々。格闘技でいったい何が一番強いのか?いえいえ、何がじゃなくて誰がでしょう?的な展開と同様のノリでございます。これらの説をそれぞれが得意げに披露し一巡して、「ここだけの話だけどね、実は・・・」という段階からがバックパッカーの与太話が本領を発揮するのでございます。(笑)

話は脱線に脱線を重ね、笑い転げて脱肛しそうになるほど盛り上がるのです!無理に面白がってでもいないと、この先の不安に押しつぶされそうになる自分を忘れる為に。

そんな与太話の中でも私がとても魅かれたのが、

「なんだかんだ言っても、この地球はハニートラップで回ってるんだぜっ!所詮、カーターもゴルバチョフも、キリストもモハメッドも、ガンジーもマンデラもサイババも、女の股から生まれたんだよ。」

という与太話だった。何の根拠もなさそうで、それでいて真理ではないのか?という疑念が、それ以来、私の脳裏から離れないのでございます。何度も何度も疑心暗鬼になり自分自身を鼻で笑ってみても、25年来、脳ミソのヒダと心の奥底に沁みついて離れないのです。

そしてそれは、その後の放浪旅でも、一時期更生して勤め人という仮の姿で息を潜めて潜伏していた期間も、さらに現状に於いても、ことごとく立証するに価する事例ばかりが出てくるのございます。

次回は、ハニートラップとは何ぞや?を中心に狭義と広義の意味での定義付けについてお話させていただこうと思います。